2013年10月27日日曜日

S4つHDカスタマイズ(GPS編)

掴みがクソだと言われるS4つHDのGPSだが、設定すればそこそこ使える。
/etc/gps.confを他機種からコピーして配置する…ってのが基本らしいが、それだけじゃ不十分。
gps.confをちゃんと設定しろし。

…でコイツだ。FasterGPS


root化前提かもしれんが、/etc/gps.confを手軽に変更できる。

NTPサーバのContinentとRegionはAsia/Japanを選択するだけ。
サーバが自動で決定される。

で、この画面でGo to advanced settingsを選べば、、






このように、gps.confの内容が変更できる。この画面に出てくる項目が足りない場合、一度gps.confを直接rootモードにてエディターで編集し、追加してくれ。以降、FasterGPSで編集できる。
ちなみに、上記の設定は試行錯誤の結果到達した「最速GPS補足、ふらつき無し」の設定だが、導入は自己責任でよろ。

…しかしながら、これだけでは、またまた不十分。EngineerModeの設定も確認しよう。

SGS4UIFINAL4.3ではXposedモジュールのGravityBoxからEngineerModeに入れるが
(SGS3UIFINAL4.3では、最初からxposedはインストール済み。モジュールの選択はできないので、他のモジュールを追加する場合、XposedInstallerをインストールする)
Location - Location Based Service を選択する
設定内容はほぼgps.confと同じだ。先ほどのFasterGPSと矛盾が無いように設定しとくれ。

A-GPS On/Off の Enable A-GPSをチェック。
CPandUP switch はUserPlane,ModeはMSB
SLPサーバはsupl.google.com
ポートは7276(7275という説もあるが…)
TLSをEnableにするのが一般的らしいが、掴みがボロボロになったのでDisableにしてみる 。
ディフォルトではOFFになっているが、GPS EPOを有効にすれば、衛星からの初期ダウンロードが高速になるそうだ。

EnableとAutoDownloadのチェックをON。
EPO(IDLE)ボタンを押せば初回ダウンロードが実行される
ダウンロードデータは14日間有効らしいが、
無効になったら、自動ダウンロードされるって事だろな。
確認のためGPS(OFF)のボタンを押してONにする
(GoogleMapsを使う時には、勝手にOn
になるから安心しろし)
VIEWのタブに移り、GPS補足状況を見てみよう。
屋外ならば瞬時に①、数秒後に②、10~30秒程度で③になり、衛星の補足が完了する。

2013年10月26日土曜日

S4つHDカスタマイズ(システムファイル削除編)

Galaxy Nexus も Nexus4 も、里親さんに引き取られたぞ。
不出来なS4つHDだけが手元に残った。
ま、Nexus5までの繋ぎだがな。

…てな訳で、SGS4UIFINAL4.3以降カスタムROMも開発が止まった感があるS4つHDだが、実用Settingも煮詰まってきた。
しかしながら、諦めるって事もオトナ的に大事だぞ。

●Eコンパスはナイ!諦メロ。
 所詮、GoogleMapをグリグリ動かす時と、オワコンの世界カメラぐらいじゃね?必要なのは。

●GPSはギリつかえる。
 GoogleMap起動後5~50秒程度で補足できる…が、裏で位置情報を送信してるかというと…
 ロストしてる ( --;;;

●アプリによっちゃ、動かねー
 端末に権限がないだと???インストール不可…回避策無いのかねぇ

●XposedでDataSimPatchあててるけど、SIM接続が頻繁にロスト。復活がマンドクサ。
 ま、確実、比較的簡単に復活できる方法はある。我慢しる。

●UIのカスタマイズはXposedで満足しとけ。
 ステータスバーの透明化やアプリ単位の解像度設定ぐらいは出来る。
 一番面倒なナビバーAutoHideはハードボタン機なんで必要ないし。

●ファントムタップ機能…
 …電源SWのON/OFF(つまり画面のON/OFF)で治る。

これらの詳細は次回な。今回はシステムアプリの削除だ。
前提として、
●CWMは入れろし
●システムアプリ削除はTitanium Backup(有料版)推奨
 削除すると無限bootする、厄介なヤシがある。
 ヤバイヤシはパッケージ名(com.android.xxxxとかな)を頼りに/data/dalvik-cacheからパッケージの
 dalvikCacheを事前に直接削除しろし。
 システムアプリ削除後は、Titanium BackupのメニューからDalvikCacheの削除を選ぶ。
 不要DalvikCacheがきえてくれるぞ。
 
以下、削除したシステムアプリだ。空けたシステムROMエリアには常駐ユーザーアプリを
TitaniumBackupのシステムアプリ変換機能で突っ込む。
1GByteしかない内部ストレージ、、出来るだけ空けろって事だ。


3D live weather
コイツを消すとエンドレスブートに突入する。一番最後に消したほうがイイ。
CWMでバックアップとって、そのバックアップがレストア出来ることを確認してからトライ。
運がよければ消せるゾ。

○3D Mushroom Wallpaper
サイケなキノコのライブ壁紙。

△AgoldFactoryTest
△AgoldWallPaper
△AmaboyApp
不明。名前からして大したこと無いヤシ。取り合えずバックアップをとってから削除。

○Androidキーボード(AOSP)
AOSP版キーボード。英語版キーボードを2つも入れる必要なし。

○Androidライブ壁紙
標準のライブ壁紙(Nexusとか)。

○Atci_service
とあるストリーミングサービス用。イラネ。

○Black Hole
標準のライブ壁紙。

○com.androidwallpaper....
標準のライブ壁紙(Holo)。

○com.mediatek 4.2.1
3D対応のギャラリーとmediatek版カメラアプリ。イラネ。

△com.mediatek.theme.XXXX(3本)
不明。titanium backupでは消せない

○Documents To Go
MicrosoftOfficeのファイルも読めるビューワー。メールの添付ファイル見たりするなら、消さなくていいんじゃね?

○Exchangeサービス
MicroSoftのExchangeServer用

○File Manager
多分、各自好きなファイラーあるだろ。使わないんじゃね?

○FM Radio
イラネ。

○Googleテキスト読み上げエンジン
Pico TTSも含めて日本語不可だから、イラネ。翻訳→英語音声出力とかするなら残せ。
日本語読み上げしたいなら、代わりにKDDI N2 TTS入れろし。

○MTK Live Wallpaper
無くてもいいけど、任意のムービーを使えるライブ壁紙。
CPUの作成元Mediatekのヤシだから、最適化されてるぞ。HDムービーがコマ落ちなしで再生される。
YouTubeダウンローダーとかで、「BGV 滝」とか検索して使ってみそ。

○NotePad
イラネ。

○Omacp
OMA Client。イラネ。

○Pico TTSGoogle
テキスト読み上げエンジンも含めて日本語不可だから、イラネ。翻訳→英語音声出力とかするなら残せ。

○Play商店
胡散臭ー。イラネ。

○SmsReg
データSIMなんでSMSはイラナイ。SMSを使ったプッシュサービスらしいが。

○ToDo
お好きなToDo入れた方がいいんじゃね?

○Weather
○Weather Service
○WheatherClock
お好きにどーぞ。ただしWeather Serviceは3D live wheaatherで呼び出してるぞ。

○World clock
イラネ。
○エリアメール
キャリアのSIM使ってる人はいるのかも。知らん。

○ギャラリー1.1.40001
いらん。1.1.40012も入ってるんで、ギャラリーとカメラが2個づつ入ってる。

○フェーズビーム、フォトスクリーンセーバー、マジックスモーク
言うまでもない。








2013年10月6日日曜日

S4つHD噂の真相

検証1:2番目のSIMスロットでもWCDMAが使える。
WCDMA2枚挿しが出きるんじゃね?

 2番目のスロットでも WCDMA の SIM が認識出来るのは事実。
 しかし、2枚同時に WCDMA の SIM が使える訳じゃない。
 EnginialingMode で見てみると、どちらのスロットに挿しても SIM1 として認識される。残念。


検証2:Docomoのプラスエリアが使えるって?

 海外のサイトを見ると、N9500 は WCDMA 2100MHzシングルバンドと書かれてるが、S4つHD の裏蓋を開けると WCDMA850/2100 の表記がある。

EnginialingModeで見てみると、2100/850/800MHz。・・・プラスエリアあるじゃん。850MHz の方はチェック外したほうがいいんじゃね?






800/850 は実質同じ周波数範囲だから同時に使うことはない…てか、850MHz帯は日本じゃ使ってない。
あ、SBSIMのおまいら、、残念。プラチナバンドムリぽ。


検証3:何っ?クイックブート対応だと??

…どうも、クイックブート対応らしい。中途半端にな。
WindowsPCでいうとハイバネーションだ。

 で、推察だが、
●電源 OFFった直後、ON が効かないし、OFFってから 20 秒後にバイブがブルってる
 →クイック起動用にRAM情報をどっかに保存(20秒)、、そして失敗!!

●Boot~ロック画面で無限繰り返し状態
 →クイック起動用のバックアップイメージがあると勘違い。
    クイックブートシーケンスを繰り返している

●CWMでDalvikCacheがwipeできない
 →クイック起動用の為、DalvikCacheになんらかのしくみが組み込まれている。

●TitaniumBackupで起動中のシステムアプリをアンインストールすると、かなりの確率で
  強制リセット、Boot~ロック画面で無限繰り返し状態
 →クイック起動用の為、DalvikCacheになんらかのしくみが組み込まれている。その為、DalvikCache
 とメモリの不整合等、致命的な問題が発生している。

標準のままだと、機能しないんだが、前回紹介した4.3ベースのカスタムROMにすると…
起動するのに、約15秒だ。
これに対し、通常起動だと、、

約45秒だ。

 しかし、この機能を使う為には制限がある。
 ・一度電池を外すと通常起動になる…ってか、通常起動できないと困る。
 ・インストール出来るアプリは内蔵SDに換算して、合計1Gbyteまで?

 ・・・内部SD,1Gの制限じゃなくてDalvikCacheのサイズ制限の可能性が高いがな。 

どちらにしても、アプリのSD追い出しをしてもインストールできるアプリ数を増やせる訳じゃない。

ま、冷静になってくれ。
おまいら、日に何回電源offする? 画面offは頻繁かもしれんが、電源は無いだろ。
日に30秒高速にするため、インストールするアプリ数を制限する・・・ナシだ。

2013/10/09
[設定] - [ユーザー補助] の設定項目の中に Quick boot のチェックボックスがあるジャマイカ。
ま、OFFにしとけって。

おまけ

●TitanuumBackupでシステムアプリをアンインストールすると、高確率でBoot~ロック画面で無限繰り返し状態になる。これを防ぐには、以下の手順で。

1.アプリのキーをTitaniumBackupで確認
  例えば"3D live Weather"の場合、"com.mediatek.weather3dwidget"

2.RootExploreやESFileExplorer(rootマネージャon)で、/data/dalvik-cacheの中から、アプリのDalvik-cacheを削除
  例えば"3DWetherrWidget"の場合、
"/data/dalvik-cache/system@app@com.mediatek.weather3dwidget"かな

3.RootExploreやESFileExplorer(rootマネージャon)で/systemをR/Wマウントして、/system/appの中から、アプリのapkとdexを削除
  例えば"3DWetherrWidget"の場合、
"/system/app/com.mediatek.weather3dwidget.XXX"かな

4.ねんの為、TitaniumBackup-[メニュー]から[DalvikCacheの削除]を選べし。