2014年12月30日火曜日

USB12V給電ケーブル作成

ついつい買ってしまうのがモバイルバッテリー
あきばお~では、18650/2600mAhが4本入っているとしか思えない10400mAhのモバイルバッテリーが2200円で売られている。18650/2600mAhが1本550円だと??ほんと、価格破壊だね。

買いすぎて、肥やしにもならないモバイルバッテリー。。これを正当化しないと嫁に○ろされるし。
で、停電、災害対策用の非常照明だ。
最近はLED15灯5V500mA程度のモバイルバッテリーに直接USB接続できる、高輝度LEDライトもあるが、下の写真はもっと強力だ。
LED32灯12V 7Wのシロモノ。白熱電球でいうと60Wクラスだね。5V換算で1.4A...最近のモバイルバッテリーなら2A出力もできるから問題なし。2000mAhのモバイルバッテリーで1時間使用できた。


しかし、ここで問題になるのが5V→12V変換だ。下の写真のブツは秋月電子販売の電源モジュール
通販でも扱っていて800円で購入できる。
4~30VのDC入力を4~30Vで出力できる。昇圧型だから入力以下の電圧は出せないぞ。
半キットだが、半田付けするのはコンデンサ✖2、端子✖2、ボリュームだけ。コンデンサの極性さえ間違えなければ、中学技科程度のスキルで問題なく作れるぞ。

このキットのいい所は30Vまで出せること。ビデオカメラ等のDC入力にも使えるんじゃね?
ワット数は書かれてないが、残念ながら、実測で4.25Wしか出てなかった。
7WのLEDが生かしきれてないが、それでも40W白熱球程度には明るい。


必要なもの。
・本キット
・テスター
・半田/ハンダごて
・太目のUSBケーブル
あった方がいいもの
・グルーミングガン(ホットボンド)
・捨てる予定のACアダプタ
注意点
・USBケーブルを首ちょんぱして、4本の線のうち電源線だけを使う。たいてい赤と黒の線だ。
 確認のため、USB ACアダプタに繋げて、テスターではかれし。
・テスターは必須な。通販で500円で買えるヤシでいい。
・基盤むき出しで使うのは危険。本格的に、プラ、金工してもいいが、多分ケースのほうがキットより高くなるぞ。
 絶縁用にビニールテープでぐるぐる巻きにしてもいいが、オヌヌメはグルーミングガン。ダイソーで300円で買えし。
・出力電圧はテスターで計りながらボリューム調整。出力用ケーブルはおまかせ。おっちゃんは、不要ACアダプタを首ちょんぱ。


ちな、屋内用電子機器を無理やり屋外設置するとき、電子機器内部の基盤表面や半田付け箇所をホットボンドで固めると、防水耐久性がかなり上がるぞ。保証はしないが。

ArecX6を外出先からAndroidで使うとVNCが安定する件(3)

ARecX6の宅外視聴に関してネットワークの設定は完了したが、問題はクライアントの準備だ。
DualCore以上のICS~JB4.2という条件はWiFi環境なら難しくないが、3G,LTE接続では条件が厳しいかもな。
WiFi環境でのトラフィックを見ると平均レートは高くないが、ピークは200Kbpsは欲しい。
ピークに余裕のない3GやMVNOのLTEは、再生フレームレートが下がると思ってくれ。
現実問題として、テザリングやモバイルルーターとの組み合わせ運用が妥当だ。

…ときた所で、やっとVNCだ。
VNCっていうのはマルチプラットホームのリモートデスクトップなんだが、画像圧縮部分の実装がまちまちな為か、特定のサーバ、クライアント間では超不安定なんだ。
で、せっかくVPN接続できる訳じゃん、、複数の宅内PCを外部からVNC接続するには台数分ポート開放しなくちゃいけないんだが、VPNならばLocal接続と同じだから、ポート開放しなくても外出先Androidから宅内全PCにIPだけで繋がるわけよ。
は、便利。…ここまでVNCのVPN接続の話。
VNCって言えば

これだ。
Android機で動作するVNCサーバだが、かなりの相性問題が発生する。
PC側のクライアントから接続すると、Android機によって、動いたり動かなかったり。。
ここで、思い出した。
「そおいや、VNCって、クライアントアプリがなくてもJAVAアプレットで動くよな!」
そう、ブラウザさえあれば動くはず。
通常、VNCポートは5900、Web版ポートは5800に設定するので、PCのchromeからAndroidのIP192.168.1.x:5800
に繋いでみる。。「接続するIPとポートが違う」とメッセージ…あ‘‘?誰が出してんだよ、このJAVAっぽいダイアログ
( -- #
試しに5900を入れてみると繋がりましたとさ。JAVAは偉大だ。

つまり、なんのことはない、、「VPN環境を整える一貫でVNCをイジってたら、たまたまAndroidVNCサーバを思いだし、何気なくWeb接続でAndroidに繋いだら、クライアント接続の不安定さからは想像できないほど安定して繋がった」
ってことだ。
ARecX6もVPNも無関係な話だったとさ。つりだ。

2014年12月23日火曜日

ArecX6を外出先からAndroidで使うとVNCが安定する件(2)

なかなかVNCの話が出て来ない、吊り臭い記事であるが、今回もVNCの話まで行かないぞ。

前回紹介した手順の上、android側にVPNクライアントの設定(ユーザー、パスワード、URLを設定。圧縮は無し)を行えば、宅外からVPN接続出来るんだが、問題はVPNサーバのURLだ。
グローバルIPは変更される為、無料DDNS+DICE(windowsアプリ)を使う。
DICEのインストールは、ここらへんを見ろし。無料DDNSはCyberGateあたりでいいんじゃね?
IPが変われば、DDNSサイトに自動ログインし設定変更してくれる。windows7で動くぞ。
しかし、DICEの為にPCを常時ONにするのがイヤなヤシも居るだろ?
そんなヤシは、ルーターに追加設定だ。
最近のBUFFALOのルーターには、DDNS連携機能がある。但し、無料で使えるDDNSはdynDNSのみ。
しかもdynDNSに有料登録して、クレジットカードで0円払って、14日後、トライアルが切れたタイミングでアップグレードされる契約をキャンセルする…という手続きがいる。こちらを参考にしろし。

有料登録で課金0円ってことだ。イヤなヤシは諦めろ。
無線ルーターでDDNS連携させるには、前回紹介した2重ルーター構成ではダメ。
ハード的な結線は変わらないが、WAN側を別セグメントのLAN(DMZ(192.168.0.1系))ではなくPPPoEパススルー接続にしなくてはいけない。
当然、設定後に192,168.0.1系(光ルーターの設定画面等)にアクセスするには、PPPoEパススルーの設定を元に戻すか、光ルーターとPCを直結する必要がある。

PPPoEブリッジ(パススルー)の設定手順は、
①光ルーターのPPPoE設定を無線ルーターに移す。もち、無線ルーター側で常時接続。

②光ルーターのPPPoE自動設続を手動接続に変更し切断する。

③光ルーターのPPPoEブリッジを有効にする。

④光ルーターのポート解放を止てもいいが、どうせ無効になるから、ほっとけし。

⑤無線ルーターのWAN側IP設定(WHR-300HPではIPアドレス取得方法)をPPPoEから取得に変更。

⑥無線ルーターのWAN側ディフォルトゲートウェイはブランク。DNSは8.8.8.8

⑦無線ルーターDDNS設定を行う。dynDNSの設定値な。

後は、前回書いた通りで良い。
この設定で、宅内LANはPCオフでも宅外からARecX6にVPN接続出来るぞ。
PPPoEブリッジなら、宅内LANでARecX6だけ電源を入れりゃ、宅外からVPN接続ができる。

体感的には2重ルーターよりPPPoEブリッジ(パススルー)の方が早い気がするぞ。

VNCは…ん~、、次回。

2014年12月22日月曜日

ArecX6を外出先からAndroidで使うとVNCが安定する件(1)

ま、ARecX6だ。12/21日時点で秋葉原PCNET以外でも9999円で販売している店があった。amazonで購入しても1万円強だ。

ワンセグながら、2TBハードディスクを繋げりゃ全録(6ch)4ヶ月。画質やフレームレートが気にならなければ、それなりに使えるぞ。対抗機種がガラポンだけという3万円台の市場に価格破壊を起こしたことは評価できる。
3万円ならかなり期待するので失望もデカイが、1万円なら諦めもつく。

で、諦めがつく情報だ。

・コピーワンスもダビング10もダメ。持ち出し不可。
・DLNAクライアントでの再生不可。
・再生は宅内LAN環境のみ。
本体に再生機能なし
・Android版アプリはJellyBean(4.2)まで対応。現時点で4.3以降は再生が約10秒で止まる。
・PCでの再生はWebブラウザからのみ。しかしChromeは不具合あり。

でも、1マソなんで許す。 ( ^^;

発売からかなりの期間が過ぎたハードなんで、ファームやクライアントアプリの改修は期待できないぞ。現状ありのままで許せるヤシ以外は買うなってこった。

さて、マイナス材料が出きった所で改善案だ。

○必要なクライアント(Android)のスペックは?

もともとのフレームレートが15FPSなんだが、宅内LANで10FPS程度を出すためにはNexus7(2012)程度のスペックが必要だ。シングルコアの安物タブレットはムリぽ。3~5FPSしか出ないぞ。
ICS(4.0)~JB(4.2)縛りなんだが、中華Droidには4.0~4.2が多いので、その中から比較的に高スペックの物を選べばいい。
なぜか秋葉から駆逐されつつあるスティック型Androidで、Dualコアのヤシがイイんじゃね?
スティック型Androidならリビングの大画面TVに繋がるし。…でもワンセグ画質だぞ。
おっちゃんは、Lollipopまで上げてたNexus7(2012)をJB4.2にダウングレードして使ってる。
おっけーぐーぐる専用マシンだったのに…

○宅外再生はVPNで

VPNの中でも難易度が低いPPTPサーバを自宅に立てりゃ、宅外からの再生もできる。
自宅PC(Windows7)にVPN着信接続を追加して試したが、PCを経由したソフトVPNでは速度が出ない。ルーターのVPN機能を使いたい所だが…

○光ルーター、RV-440Ki「N」のVPNサーバ機能は謎機能

Bフレッツ契約の光ルーターにVPN機能が付いている筈なんだが、マニュアルを見ると「VPN設定画面が出ない場合もある」とか書いてある。ふざくるな!
中の人情報によると、「外部に漏らせない、ある条件でVPNサーバ設定が有効になる」らしい。
どうせIPv4 On IPv6とか、光ネクストあたりの契約しろって所だろ。

○最近の無線ルーターのVPN機能使えし

で、あきばお~で3700円程度で購入したWHR-300HP2。コイツが持ってるPPTPサーバ機能で十分だ。
とりま、簡単にVPN設定方法だけ書くぞ。これに関しちゃ質問不可。判らなかったらぐぐれし。

前提:現状、光ルータがディフォルトゲートウェィでDHCPサーバ。192.168.1.X系のセグメントで宅内LANを構築。無線LANはアクセスポイントモードで同セグメントに接続。

1.光ルータのDHCPサーバ設定/LAN側IPを別セグメント(192.168.0.1/24等)に変更

2.光ルータのDHCPサーバ設定/DHCPサーバを無効にする。
  192.168.0.XをDMZにしてNASを置くなら、有効にして192.168.0.3以降を振るのもいいね。
  他人に公開するファイルはDMZのNASの方がいいが、ポートの設定は面倒だな。

3.VPNの為に、光ルータの静的NAT設定でポートを開放する。
エントリ番号優先順位接続インタフェース名宛先IPアドレス変換対象IPアドレス変換対象プロトコル変換対象ポート
11メインセッション192.168.0.2自WAN側アドレスTCPpptp
25メインセッション192.168.0.2自WAN側アドレス全プロトコル(共有)
34メインセッション192.168.0.2自WAN側アドレスTCP3848
エントリ1番だけでいいと思う。ポート選択でPPTPが設定できないなら、数値で1723のポートを設定しろし。
インターネット側からのアクセスを全部「新・無線ルータ」に渡すならエントリ2番の内容を設定すりゃイイんじゃね?おっちゃんは、宅内LANのPCにプロクシサーバ立ててるからエントリ3番とエントリ1番を設定して開放している。

4.あとは「新・無線ルータ」の設定だ、まず、「新・無線ルータ」のWAN側を光ルータに接続して、「新・無線ルータ」をルータモードに設定する。WHR-300HPはアクセスポイントモードとルーターモードの切り替えは本体のハードスイッチだ。

5.「新・無線ルータ」LAN側にPC、その他を繋ぐ。多分DHCPで適当なアドレスで繋がるだろうから、PCから「新・無線ルータ」の設定画面を開いてくれ。
  ダメなら、一時的にアクセスポイントモードにして光ルータ(DHCP有効)に繋いで、192.168.0.x系で設定しろし。

6.無線LANの設定はAPモードと同じだから、勝手にやっとくれ。

7.本体WAN側IPを192.168.0.2固定アドレスに設定。
  WHR-300HPなら、Internet/LANからIPアドレス取得方法手動設定にしてIPを設定する。

8.本体のディフォルトゲートウェイを192.168.0.1にする。DNSは8.8.8.8かプロバイダ提供のDNSのIP入れろし。WHR-300HPなら、Internet/LANから拡張設定だ。

9.LAN側アドレスを192.168.1.1にする。(前・光ルータのIPと同じヤシ)
  前・光ルータでDHCPを有効にしてたなら、その設定を「新・無線ルータ」にしろし。

10.PPTPサーバを有効にする。認証方法はMS-CHAP、ここでPPTPのユーザも追加し、パスワードも設定する。

これで完了。おっちゃんみたいに宅内LANにサーバを立ててるなら、「新・無線ルータ」にもポート開放を設定しろし。WHR-300HPではゲーム&アプリというふざけた設定の下にある。
ポート変換の修正
グループ    新規追加 
Internet側IPアドレス
手動設定: 
プロトコル全て
ICMP
手動割当プロトコル番号:
TCP/UDP 指定の仕方
任意のTCP/UDPポート:
LAN側IPアドレス
LAN側ポートTCP/UDPポート 
こんな画面。プロトコルとLANN側ポートのTCP/UDPポートに、共に開放するポート番号を入れて、LAN側IPアドレスにサーバのIPを入れろし。

あれ??VNCの話してないぞ。( --;;;

てか、長すぎ。疲れた。だから次回な。アデュー。