2016年1月12日火曜日

モバイルバッテリー馬鹿改造




モバイルバッテリーの価格破壊は留まる所を知らないって訳だ。
10000mAhのバッテリーが2000円程度で買える。中に入っている18650の値段のほうが、よっぽど高い。
18650取り用に買ったガワの再利用を考えていたところ、12V10WのLEDが手に入ったので、これをドライブしてみようかと。。。

手持ちのモバイルバッテリーと5V-12V DC-DCコンバーターで試したところ、コイツで10Wを絞り出すと、モバイルバッテリーの保護回路が働き、電源供給が停止してしまう。
10Wを諦めて5W供給のコイツを使う。

3.7Vを12Vに持ち上げる方法も考えたが、変換効率は我慢し3.7V→5V→12Vの二段階にする。このガワに入っている基盤は充電中は5Vラインが切断されるので、マイクロUSB端子とUSB-A端子の両方に給電すれば、充電しながら発光できる。

つまり、
残電有り→単体で発光
残電無し→別のモバイルバッテリーからの供給で、充電しながら発光
…と、連続発光使用できるのだ。
充電+外部給電発光。このバッテリーでは計1.03Aの消費
発光スイッチを切ると充電のみ。このバッテリーでは200mAの消費

さて、元のガワに入っていた18650は、既に別用途に使っている。しょうがないので、出所不明の18650(多分1800mA程度のC級品)を使用。タブ付きの電池だったが、電池へのハンダ付けには注意しろし。電極が短絡したら大容量電流が流れ、金属が解ける程発熱するぞ。
作成後にも短絡しないように徹底的に絶縁してくれ。火災、爆発の可能性がある。
…ので、言い忘れていたが自己責任でよろ。むしろマネするなって感じ。ォィ

通常使用でもLEDが発熱するから、今回このアルミ製のガワを選んだ。LED裏面中央にCPU用のシリコングリスを塗布。LEDねじ穴部をエポキシ系接着剤で接着。
ガワには配線用に2か所、1mm程度の穴をあける。リューターか電気ドリルがいるぞ。
おっちゃんは、IT系の土方仕事しているから、ドリルやジグソー、グラインダーやら一通り持っている。
1A 5V-12Vコンバータの12VラインにLEDを接続したところ。
汚いホットボンドは前回使用の名残だ。気にするな。
DC-DCコンバーターをガワにハメると、電池半分の空きスペースができる。もったいないので18650の半分サイズ、18350を2本追加してみた。UltraFireなんで、1本980円程度。18650より高くつく。
DC-DCに入力する5Vラインは基盤裏面USB-Aの配線から。テスターで測って探せし。

このまま5Vを接続すると光っぱなしになるので、スイッチを追加。ボケ写真ですまぬが、青い配線の途中にスイッチがある。スイッチ自体は瞬間接着剤でガワプラスチックに裏面から接着した。




アルミ筐体に穴をあけて通した配線だが、本体を押し込むときに配線が通れるスペースをあけてある。


取敢えず、完成。T6バルブのフラッシュライトと並べてみた。
フラッシュライトはレフ板がついているので比較にならないが、室内灯としてランタン的に使うのであれば、フラッシュライトより良いぞ。40W電球程度の明るさで、2時間使用できる。勿論モバイルバッテリーとして使える。

以前紹介したJinHeng12Aは、モバイルバッテリーになるLEDライトだが、今回改造したモノはLEDライトになるモバイルバッテリーだ。あくまで別モノ。
共通点は「超明るくて、大容量のモバイルバッテリー機能がある」って事だね。

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