2015年1月22日木曜日

Androidのブラウザを高速化する(外部プロクシ)

まー、きっかけは、ウザいバナー抑止だったんだが。

Webのフィルタリングの為に、自宅PCにPROXYサーバーを立てる事にした。
せっかくなんで、フィルタリングだけではなく、他の弱点も補強しよう。
Android側の設定は前回の記事を読めし。

今回補強するのは、フィルタリング、キャッシュ、プリフェッチだ。

フィルタリングには、Proxomitronを使う。日本語パッチが当たったバージョンが公開されている。
コイツ、最強。
URLフィルタなんて序の口。さまざまな不要なスクリプトも消して、改ざんされたWebページを見せてくれる。改ざんされすぎて、まともに表示されないページも出てくるが、一つ毎、フィルタを外し、ページの見え具合を調節しろし。
ま、最悪の場合、バイパスリストにURLを追加すりゃいい。
詳細は、十年以上前から、色んな人が解説してる。グぐれし。

キャッシュはBlackJumboかSquidあたりかな。
Androidのブラウザは劣化の少ない大容量ストレージを無いため、大きなキャッシュが取れない。
一度読み込んだWebページを2回目以降、1回目の読み込み結果を再利用する機能だ。
自宅プロクシにキャッシュを持たせると、Android側の通信量は変わらないが、応答速度が早くなる。

プリフェッチはPROXY伝説ぐらいかな。コイツはキャッシュもあるけど、設定がブラックボックスすぎ。長時間動作安定性も不安なんで、おっちゃんはWebBoosterNinjaなる13年前の市販ソフトを使っている。
しかし、、プリフェッチって、モラル的にダメな技術だよな。。。。。。

さて、ここまでは割と当たり前の話。

WebはHTTPとHTTPSの両方のプロトコルで構成されてるが、Windowsのブラウザなら、それぞれ別のプロクシを設定できる。用意したプロクシがHTTPSを処理できないのなら、HTTPのみプロクシ設定すりゃいい。…が、Androidは両方同じポートで処理しなくてはいけない。
少なくとも、ProxyDroidを使う場合は同ポートだ。

HTTPSはProxomitronでフィルタリングしてしまうと、ブラウザ側でエラーが発生してしまう。
Proxomitronの[CONFIG]-[HTTP]画面で「Use SSL…」のチェックを外せば、HTTPSをフィルタリングせず、スルーしてくれるのだが、それは上位のプロクシに渡される。
上位プロクシがHTTPSを処理できなければ、ここで拒否され、エラーになる。

多段串構成では、トラフィックを減らすためProxomitronは最上位に配置したい。
フィルタリングされる前のHTMLを元にプリフェッチが動くと、無駄なトラフィックが増える事となる。
又、キャツシュの下位にプリフェッチがあると、不用な確率が高いプリフェッチでキャツシュが消費される事となる。
つまり、上段(インターネット)側からフィルタリング、プリフェッチ、キャッシュの順に配置することになり、Androidと接続される最下段のプロクシはsquid(キャッシュ)になるわけだ。

都合がいい事に、squidは上位プロクシを指定していても、上位プロクシ経由で接続出来ない場合、直接接続しデータを取得する。
squidの設定の注意点
squidはVer2.7のSSL対応版の方をダウンロードしろし。

squid.confは、

・http_port,https_portは、同じ値で、プロクシとして公開するものを設定する。

・上位プロクシのポートはcache_peerに設定
 ex. 
cache_peer 127.0.0.1        parent 8081  0  no-query default
※IPC(プロクシ間問い合わせポート)はないので0番"no-query"

・never_direct allow all は設定しない。SSL(HTTPS)をsquid自身に取得させる為

・Access deny のエラーが出るならhttp_access deny allをhttp_access allow allに変えろし。

・Android版Chromeの設定で「データ使用量を節約」をOnにしているとProxyが無効になる。

プロクシを通すので、もっさりとした表示になるが、極端に遅いページが無くなるぞ。

2015/1/25

Proxomitronの設定変更だが、敷居が高いようなので、ポイントだけ書いておくぞ。

・標準で設定されているフィルターは誤爆するぞ
 default.cfgにフィルターが記述されてるが、”Match = "<start>"”が記載されたフィルターは誤爆するので、すべてFalseに設定するか、default.cfgから削除しろし。
 あまりにも乱暴な書き換えしてるから、Web表示が壊れまくる。

・Proxomitronの調整をするときは、多段串はやめろし。Proxomitronのみを使い、串サーバのWebブラウザとリモート接続のAndroid両方で見栄え確認だ。

・Proxomitronの調整をするときは、ProxomitronのGUIで操作するとフリーズすることが多々ある。
 外部エディタでdefault.cfgを直接編集し、設定反映/保存のボタンを押して設定変更しろし。

・外部エディタの代わりにWinMergeを使うと便利。バックアップのdefault.cfgと動作環境のdefault.cfgを比較しながら編集できる。

・フィルタの記載中に日本語は入れられない。UTF8とSJISそれぞれにエンコードした文字で日本語を書く。"proxomitron 日本語フィルタ"でググれば、それらしいアプリが見つかるが少なくてもWindows8.1環境では不具合がある。だまして使えば何とかなるが。

オッチャン設定中のdefault.cfgのフィルター部分だ。先頭6個はオリジナルで、まとめサイトのアフィリエイト広告対策。



で、コイツがブロックリスト。URL Killfile.txtの一部だ。上のフィルタでも使用している。




2015年1月21日水曜日

(最終版)広告ポップアップ抑止、効かないじゃん on Android

FiltterProxyは、安定性や確実性が低いんだよな。
だが、広告抑止の決定版は、意外と簡単だ。アプリを使わなくても、
/system/etc/hosts の書き替えをすればいい。
こんな感じだ。

root化されている端末なら、これで、完璧に広告を抑止できる。…が、問題もある。

・root化されていないとhostsを変更出来ない。
・ブロックするURLの調査が面倒。

ブロックするURLは、ブラウザ上で長押しして取得できるアドレスではなく、広告表示の為のスクリプトのアドレスだ。
HTML Page Source Viewer

ブラウザからこんなアプリにHTMLソースを共有して、広告スクリプトのURLを探し出さなくてはいけない。

無理ではないが、面倒だよな。

新しい広告が見つかるたびに、HOSTSに追加するのも手間がかかる。第一、非ROOT端末じゃこの方法は使えんぞ。



そこで、決定版第二弾(ぉぃ)が外部プロクシサーバでのフィルタリングだ。
自宅サーバにフィルタリング設定ができるプロクシサーバを立てて、Androidから串経由でWebを見ればいい。

次回の記事で、プロクシを紹介するが、その前にAndroidからPROXY経由でWebにアクセスする環境を整えろし。

以前の記事で紹介したProxyDroidは秀逸だ。
2015/1/25 (※すまぬ。 proxyDroid自体、root化が必要だった。非root化端末でProxy設定する方法はあるのだが、グローバルプロクシになるので、使いでが悪い→APNの設定でProxy指定したり、DroidPhoneMenuで見れるWiFi設定でProxy指定する方法など)

・Individualプロクシに設定すれば、特定アプリだけプロクシ経由に設定できる。
 ChromeとChromeBetaの両方をインストールして、片側だけプロクシ経由にすれば、プロクシの切り替えもする必要がない。

・自宅サーバのプロクシを自宅WiFiから使うとローカルアドレスになるが、宅外からだとDDNSで公開しているグローバルアドレスになる。
 ProxyDroidは、バインドする接続毎に定義を切り替えられるから、宅内SSID(WiFi)ではローカルアドレス、その他ではDDNSのURLを使う、2つの定義を設定すればいい。
 AutoConnectにしとけば、宅内・宅外でのプロクシの切り替えは自動になる。
 (ただし、VPNはバインドできないから手動になる。)

ま、プロクシサーバ以前に、自宅PCをインターネットに公開するために、VPNを設定したり、ポート解放したり、DDNSを使ったりする方法は、Google先生に聞けし。

2014年12月30日火曜日

USB12V給電ケーブル作成

ついつい買ってしまうのがモバイルバッテリー
あきばお~では、18650/2600mAhが4本入っているとしか思えない10400mAhのモバイルバッテリーが2200円で売られている。18650/2600mAhが1本550円だと??ほんと、価格破壊だね。

買いすぎて、肥やしにもならないモバイルバッテリー。。これを正当化しないと嫁に○ろされるし。
で、停電、災害対策用の非常照明だ。
最近はLED15灯5V500mA程度のモバイルバッテリーに直接USB接続できる、高輝度LEDライトもあるが、下の写真はもっと強力だ。
LED32灯12V 7Wのシロモノ。白熱電球でいうと60Wクラスだね。5V換算で1.4A...最近のモバイルバッテリーなら2A出力もできるから問題なし。2000mAhのモバイルバッテリーで1時間使用できた。


しかし、ここで問題になるのが5V→12V変換だ。下の写真のブツは秋月電子販売の電源モジュール
通販でも扱っていて800円で購入できる。
4~30VのDC入力を4~30Vで出力できる。昇圧型だから入力以下の電圧は出せないぞ。
半キットだが、半田付けするのはコンデンサ✖2、端子✖2、ボリュームだけ。コンデンサの極性さえ間違えなければ、中学技科程度のスキルで問題なく作れるぞ。

このキットのいい所は30Vまで出せること。ビデオカメラ等のDC入力にも使えるんじゃね?
ワット数は書かれてないが、残念ながら、実測で4.25Wしか出てなかった。
7WのLEDが生かしきれてないが、それでも40W白熱球程度には明るい。


必要なもの。
・本キット
・テスター
・半田/ハンダごて
・太目のUSBケーブル
あった方がいいもの
・グルーミングガン(ホットボンド)
・捨てる予定のACアダプタ
注意点
・USBケーブルを首ちょんぱして、4本の線のうち電源線だけを使う。たいてい赤と黒の線だ。
 確認のため、USB ACアダプタに繋げて、テスターではかれし。
・テスターは必須な。通販で500円で買えるヤシでいい。
・基盤むき出しで使うのは危険。本格的に、プラ、金工してもいいが、多分ケースのほうがキットより高くなるぞ。
 絶縁用にビニールテープでぐるぐる巻きにしてもいいが、オヌヌメはグルーミングガン。ダイソーで300円で買えし。
・出力電圧はテスターで計りながらボリューム調整。出力用ケーブルはおまかせ。おっちゃんは、不要ACアダプタを首ちょんぱ。


ちな、屋内用電子機器を無理やり屋外設置するとき、電子機器内部の基盤表面や半田付け箇所をホットボンドで固めると、防水耐久性がかなり上がるぞ。保証はしないが。

ArecX6を外出先からAndroidで使うとVNCが安定する件(3)

ARecX6の宅外視聴に関してネットワークの設定は完了したが、問題はクライアントの準備だ。
DualCore以上のICS~JB4.2という条件はWiFi環境なら難しくないが、3G,LTE接続では条件が厳しいかもな。
WiFi環境でのトラフィックを見ると平均レートは高くないが、ピークは200Kbpsは欲しい。
ピークに余裕のない3GやMVNOのLTEは、再生フレームレートが下がると思ってくれ。
現実問題として、テザリングやモバイルルーターとの組み合わせ運用が妥当だ。

…ときた所で、やっとVNCだ。
VNCっていうのはマルチプラットホームのリモートデスクトップなんだが、画像圧縮部分の実装がまちまちな為か、特定のサーバ、クライアント間では超不安定なんだ。
で、せっかくVPN接続できる訳じゃん、、複数の宅内PCを外部からVNC接続するには台数分ポート開放しなくちゃいけないんだが、VPNならばLocal接続と同じだから、ポート開放しなくても外出先Androidから宅内全PCにIPだけで繋がるわけよ。
は、便利。…ここまでVNCのVPN接続の話。
VNCって言えば

これだ。
Android機で動作するVNCサーバだが、かなりの相性問題が発生する。
PC側のクライアントから接続すると、Android機によって、動いたり動かなかったり。。
ここで、思い出した。
「そおいや、VNCって、クライアントアプリがなくてもJAVAアプレットで動くよな!」
そう、ブラウザさえあれば動くはず。
通常、VNCポートは5900、Web版ポートは5800に設定するので、PCのchromeからAndroidのIP192.168.1.x:5800
に繋いでみる。。「接続するIPとポートが違う」とメッセージ…あ‘‘?誰が出してんだよ、このJAVAっぽいダイアログ
( -- #
試しに5900を入れてみると繋がりましたとさ。JAVAは偉大だ。

つまり、なんのことはない、、「VPN環境を整える一貫でVNCをイジってたら、たまたまAndroidVNCサーバを思いだし、何気なくWeb接続でAndroidに繋いだら、クライアント接続の不安定さからは想像できないほど安定して繋がった」
ってことだ。
ARecX6もVPNも無関係な話だったとさ。つりだ。

2014年12月23日火曜日

ArecX6を外出先からAndroidで使うとVNCが安定する件(2)

なかなかVNCの話が出て来ない、吊り臭い記事であるが、今回もVNCの話まで行かないぞ。

前回紹介した手順の上、android側にVPNクライアントの設定(ユーザー、パスワード、URLを設定。圧縮は無し)を行えば、宅外からVPN接続出来るんだが、問題はVPNサーバのURLだ。
グローバルIPは変更される為、無料DDNS+DICE(windowsアプリ)を使う。
DICEのインストールは、ここらへんを見ろし。無料DDNSはCyberGateあたりでいいんじゃね?
IPが変われば、DDNSサイトに自動ログインし設定変更してくれる。windows7で動くぞ。
しかし、DICEの為にPCを常時ONにするのがイヤなヤシも居るだろ?
そんなヤシは、ルーターに追加設定だ。
最近のBUFFALOのルーターには、DDNS連携機能がある。但し、無料で使えるDDNSはdynDNSのみ。
しかもdynDNSに有料登録して、クレジットカードで0円払って、14日後、トライアルが切れたタイミングでアップグレードされる契約をキャンセルする…という手続きがいる。こちらを参考にしろし。

有料登録で課金0円ってことだ。イヤなヤシは諦めろ。
無線ルーターでDDNS連携させるには、前回紹介した2重ルーター構成ではダメ。
ハード的な結線は変わらないが、WAN側を別セグメントのLAN(DMZ(192.168.0.1系))ではなくPPPoEパススルー接続にしなくてはいけない。
当然、設定後に192,168.0.1系(光ルーターの設定画面等)にアクセスするには、PPPoEパススルーの設定を元に戻すか、光ルーターとPCを直結する必要がある。

PPPoEブリッジ(パススルー)の設定手順は、
①光ルーターのPPPoE設定を無線ルーターに移す。もち、無線ルーター側で常時接続。

②光ルーターのPPPoE自動設続を手動接続に変更し切断する。

③光ルーターのPPPoEブリッジを有効にする。

④光ルーターのポート解放を止てもいいが、どうせ無効になるから、ほっとけし。

⑤無線ルーターのWAN側IP設定(WHR-300HPではIPアドレス取得方法)をPPPoEから取得に変更。

⑥無線ルーターのWAN側ディフォルトゲートウェイはブランク。DNSは8.8.8.8

⑦無線ルーターDDNS設定を行う。dynDNSの設定値な。

後は、前回書いた通りで良い。
この設定で、宅内LANはPCオフでも宅外からARecX6にVPN接続出来るぞ。
PPPoEブリッジなら、宅内LANでARecX6だけ電源を入れりゃ、宅外からVPN接続ができる。

体感的には2重ルーターよりPPPoEブリッジ(パススルー)の方が早い気がするぞ。

VNCは…ん~、、次回。

2014年12月22日月曜日

ArecX6を外出先からAndroidで使うとVNCが安定する件(1)

ま、ARecX6だ。12/21日時点で秋葉原PCNET以外でも9999円で販売している店があった。amazonで購入しても1万円強だ。

ワンセグながら、2TBハードディスクを繋げりゃ全録(6ch)4ヶ月。画質やフレームレートが気にならなければ、それなりに使えるぞ。対抗機種がガラポンだけという3万円台の市場に価格破壊を起こしたことは評価できる。
3万円ならかなり期待するので失望もデカイが、1万円なら諦めもつく。

で、諦めがつく情報だ。

・コピーワンスもダビング10もダメ。持ち出し不可。
・DLNAクライアントでの再生不可。
・再生は宅内LAN環境のみ。
本体に再生機能なし
・Android版アプリはJellyBean(4.2)まで対応。現時点で4.3以降は再生が約10秒で止まる。
・PCでの再生はWebブラウザからのみ。しかしChromeは不具合あり。

でも、1マソなんで許す。 ( ^^;

発売からかなりの期間が過ぎたハードなんで、ファームやクライアントアプリの改修は期待できないぞ。現状ありのままで許せるヤシ以外は買うなってこった。

さて、マイナス材料が出きった所で改善案だ。

○必要なクライアント(Android)のスペックは?

もともとのフレームレートが15FPSなんだが、宅内LANで10FPS程度を出すためにはNexus7(2012)程度のスペックが必要だ。シングルコアの安物タブレットはムリぽ。3~5FPSしか出ないぞ。
ICS(4.0)~JB(4.2)縛りなんだが、中華Droidには4.0~4.2が多いので、その中から比較的に高スペックの物を選べばいい。
なぜか秋葉から駆逐されつつあるスティック型Androidで、Dualコアのヤシがイイんじゃね?
スティック型Androidならリビングの大画面TVに繋がるし。…でもワンセグ画質だぞ。
おっちゃんは、Lollipopまで上げてたNexus7(2012)をJB4.2にダウングレードして使ってる。
おっけーぐーぐる専用マシンだったのに…

○宅外再生はVPNで

VPNの中でも難易度が低いPPTPサーバを自宅に立てりゃ、宅外からの再生もできる。
自宅PC(Windows7)にVPN着信接続を追加して試したが、PCを経由したソフトVPNでは速度が出ない。ルーターのVPN機能を使いたい所だが…

○光ルーター、RV-440Ki「N」のVPNサーバ機能は謎機能

Bフレッツ契約の光ルーターにVPN機能が付いている筈なんだが、マニュアルを見ると「VPN設定画面が出ない場合もある」とか書いてある。ふざくるな!
中の人情報によると、「外部に漏らせない、ある条件でVPNサーバ設定が有効になる」らしい。
どうせIPv4 On IPv6とか、光ネクストあたりの契約しろって所だろ。

○最近の無線ルーターのVPN機能使えし

で、あきばお~で3700円程度で購入したWHR-300HP2。コイツが持ってるPPTPサーバ機能で十分だ。
とりま、簡単にVPN設定方法だけ書くぞ。これに関しちゃ質問不可。判らなかったらぐぐれし。

前提:現状、光ルータがディフォルトゲートウェィでDHCPサーバ。192.168.1.X系のセグメントで宅内LANを構築。無線LANはアクセスポイントモードで同セグメントに接続。

1.光ルータのDHCPサーバ設定/LAN側IPを別セグメント(192.168.0.1/24等)に変更

2.光ルータのDHCPサーバ設定/DHCPサーバを無効にする。
  192.168.0.XをDMZにしてNASを置くなら、有効にして192.168.0.3以降を振るのもいいね。
  他人に公開するファイルはDMZのNASの方がいいが、ポートの設定は面倒だな。

3.VPNの為に、光ルータの静的NAT設定でポートを開放する。
エントリ番号優先順位接続インタフェース名宛先IPアドレス変換対象IPアドレス変換対象プロトコル変換対象ポート
11メインセッション192.168.0.2自WAN側アドレスTCPpptp
25メインセッション192.168.0.2自WAN側アドレス全プロトコル(共有)
34メインセッション192.168.0.2自WAN側アドレスTCP3848
エントリ1番だけでいいと思う。ポート選択でPPTPが設定できないなら、数値で1723のポートを設定しろし。
インターネット側からのアクセスを全部「新・無線ルータ」に渡すならエントリ2番の内容を設定すりゃイイんじゃね?おっちゃんは、宅内LANのPCにプロクシサーバ立ててるからエントリ3番とエントリ1番を設定して開放している。

4.あとは「新・無線ルータ」の設定だ、まず、「新・無線ルータ」のWAN側を光ルータに接続して、「新・無線ルータ」をルータモードに設定する。WHR-300HPはアクセスポイントモードとルーターモードの切り替えは本体のハードスイッチだ。

5.「新・無線ルータ」LAN側にPC、その他を繋ぐ。多分DHCPで適当なアドレスで繋がるだろうから、PCから「新・無線ルータ」の設定画面を開いてくれ。
  ダメなら、一時的にアクセスポイントモードにして光ルータ(DHCP有効)に繋いで、192.168.0.x系で設定しろし。

6.無線LANの設定はAPモードと同じだから、勝手にやっとくれ。

7.本体WAN側IPを192.168.0.2固定アドレスに設定。
  WHR-300HPなら、Internet/LANからIPアドレス取得方法手動設定にしてIPを設定する。

8.本体のディフォルトゲートウェイを192.168.0.1にする。DNSは8.8.8.8かプロバイダ提供のDNSのIP入れろし。WHR-300HPなら、Internet/LANから拡張設定だ。

9.LAN側アドレスを192.168.1.1にする。(前・光ルータのIPと同じヤシ)
  前・光ルータでDHCPを有効にしてたなら、その設定を「新・無線ルータ」にしろし。

10.PPTPサーバを有効にする。認証方法はMS-CHAP、ここでPPTPのユーザも追加し、パスワードも設定する。

これで完了。おっちゃんみたいに宅内LANにサーバを立ててるなら、「新・無線ルータ」にもポート開放を設定しろし。WHR-300HPではゲーム&アプリというふざけた設定の下にある。
ポート変換の修正
グループ    新規追加 
Internet側IPアドレス
手動設定: 
プロトコル全て
ICMP
手動割当プロトコル番号:
TCP/UDP 指定の仕方
任意のTCP/UDPポート:
LAN側IPアドレス
LAN側ポートTCP/UDPポート 
こんな画面。プロトコルとLANN側ポートのTCP/UDPポートに、共に開放するポート番号を入れて、LAN側IPアドレスにサーバのIPを入れろし。

あれ??VNCの話してないぞ。( --;;;

てか、長すぎ。疲れた。だから次回な。アデュー。







2014年8月16日土曜日

Windows8 Tablet : Miix2を買ってすぐにした事(チューニング)

ブログの趣旨から外れている Miix2ではあるがwww
ま、モバイル繋がりでおkとの基準でイイよな。

内部ストレージが32GByteのMiix2を買った訳だが、Cドライブの容量は22GByte?ナンデ?
初期起動直後で空き領域が9GByte切ってるぞ。

WindowsUpdateして、CドライブにOffice2013とJAVAと小物アプリをインストールしたら、残り2.6GByte。
チューニング必須マシンだ。

じゃ、本文は淡白に。例によって詳細はGoogle先生に教えてもらえし。

  • WindowsUpdateインストールファイルの削除

    XPの時にはC:\windows直下の"$"で始まるフォルダ、ファイルを無条件で消してたが、Windows8ではCドライブのプロパティ-、[全般]-[ディスクのクリーンアップ]-[システムファイルのクリーンアップ]を選べば「WindowesUpdateのクリーンアップ」が選べる
  • 最新以外の復元ポイントの削除

    勝手にゴミ貯めてんじゃねーぞというレベルの話だ。これも、上記の「ディスクのクリーンアップ」から「システムの復元と車道シャドウコピーのクリーンアップ」を選べばいい。

  • マイドキュメント、ダウンロード等のフォルダをMicroSDに移動

    各フォルダの右クリックメニュー[プロパティ]から[場所]タブを選び、"D:\Downloads"等のフォルダーに移動する。MicroSDの抜き差しは諦めろし。できるけどww
    USBホスト(OTG)+SD/MicroSDリーダ等がオヌヌメ。
  • 圧縮ドライブに設定

    圧縮ドライブに設定すると遅くなる、、と、さも当たり前に言うヤシもいるが、Cドライブカツカツ環境でスワップの嵐の方が、確実遅くなるぞ。ExploreでCドライブ右クリック、プロパティで「このドライブを圧縮~」にチェック入れろし。
  • スワップファイル分散移動

    Cドライブに2GByteも取られているスワップファイル。読み書きが多いのでメモリの寿命が縮むがSD側に大目に用意しCドラを空けろし。
    コントロールパネル[システム]-[詳細設定タブ]-[パフォーマンスの設定ボタン]→
    [パフォーマンスオプションの詳細設定タブ]-[仮想メモリの変更ボタン]
    で変更する。
    Cドラ側最小サイズは16MByteにできるが、SD(Dドライブ)に取られるスワップは読み書き速度が遅くなるのでトレードオフで妥当な値にしろし。寿命で壊れるならSD側でいいだろ。ちな、My設定ではC:=min 16MByte, max 256MByte D:=システム管理サイズ。
    (8/18)。D:(MicroSD)を指定してスワップをとる事は出きるが、リセット後にシステムはその領域をスワップとして扱ってないぞ。CとDドラの合算になると思っていたが。。。
    試しに、Cドラ側のスワップを「なし」にした結果、Dドラ側のスワップが認識された。
  • windows版dropbox、onedrive、googledriveを入れてはいけない件

    クラウドファイル共有の目的の一つは、ファイルの同期だが、上記クラウドは同期の為、ローカルにファイル実体を作ってしまう。モバイルクラウドの目的はファイルスペースの節約だ。web版を使えし。もしくはメトロスタイルアプリ版を使うとか。

ま、これくらいやって、空き容量が2.6GByteから7.1GByteに増えた。初期インストールアプリのアンインスコ等、まだやれることは有るが、カリカリチューンにすると弊害がでるから、適当なところで諦めろし。
後は、空き容量に無関係なチューン

  • UACが邪魔な件

    何かと邪魔なユーザアカウント制御は外せし。
     [ コントロールパネル ]- [ 大きいアイコンまたは小さいアイコンにする ]→
    -[ ユーザーアカウント ] -[ ユーザアカウント制御の有効化または無効化 ]

    「ユーザーアカウント制御(UAC)を使ってコンピュータの保護に役立たせる」 のチェックを外す。
  • WiFiが繋がらない件(原因はDHCP取得方法)

    アクセスポイントとの間に相性がある。レジストリ「HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services\Tcpip\Parameters\Interfaces」の下にあるNIC(Miix2では"{7AFA25F2~")の下の[DhcpConnForceBroadcastFlag]の値が"0"じゃなっかたら、”0”を設定しろし。
    それで改善しなかったら、[DhcpConnForceBroadcastFlag]の名前を[DhcpConnDisableBcastFlagToggle]に変更して"1"を設定しろし。
    レジストリエディタはデスクトップ「旗マーク」を右クリック(タッチ長押し)で出てくるメニューから「コマンドプロンプト(管理者)」でコンソールを開き、regedit.exeをタイプする。RegEdit.exeの使い方はググれし。
    レジストリ変更がいやなヤシは、ギャンブルになるが、アクセスポイントを買い替えろ。新しいWifi機器なら問題がない可能性が高い。もしくは、いっそのこと、リピーターを導入しろし。
    このリピーターならMiix2で実績あり。国内で買うと4000円程度だが、Amazonで買えば2500円程度。自宅でWifiの繋がりが悪い場所のACコンセントに挿すだけでバリ5だ。もちろんアクセスポイント並みの設定は必要だが。


    2014年8月11日月曜日

    8インチWindows8タブレットが3万円を切った

    なんと、あきばお~にてlenovo miix2 windows8が27777円(税込29999円)で売られているではないか!?
    8/17までの店頭特価品だが、在庫はまだあったぞ。急げし。
    (8/16 ありがと~衝動買い)知らなかったが、Miix2を購入した8/9から、Lenovoが5000円のキャッシュバックを始めてた。なんというタイミングの良さ。実質24,999円で購入したことになる。

    で、買っちまった訳だ。

    日常、ほぼAndroidで事足りてしまうが、まだまだWindowsにも価値がある。

    ±0 メトロスタイルアプリは、タブレットに特化した新型アプリだが、使いではAndroidと大して変わらん。逆に既存のデスクトップアプリと混在で使うとOS自体のUIとして複雑、、、Windowsを知らない人には使いづらく、知っている人には複雑に感じる。メトロスタイルアプリで統一すればUIとしてスッキリするが、だったらSurfaceでいいじゃん。…って事だ。

    煩雑なインターフェースでも、350gの8インチタブレットでWindowsアプリが動くって事は意味がある。

    +まだ、実測していないが、バッテリー通常使用の持続時間が10時間ってのはAndroidより良い。

    +20年間の実績があるWin32アプリが8インチタブレットで動くってのはウレシイものだ。
    Androidでは諦めてた事がイロイロできる。

    +Miix2では最新のOffice2013がバンドル。ま、今どきのIT系企業で個人持ちPCが業務に使える事は無いがな。

    +Android向けに売られているUSB-OTGケーブルを使えば、殆どのUSB機器が使える。

    -タブレットとはいえ、デスクトップアプリを不満無く使う為にはBluetoothキーボードとマウスは必須だ。無いと新たなストレスが発生するぞ。

    何かとAndroidと相性が良くないWindows8だが、何とか母艦として運用できれば面白いんじゃね?
    Nexus7の母艦としてMiix2が動いている絵を想像するとシニカルな笑いしか出てこないがな。




    2014年8月2日土曜日

    IKWEAR IK8 : android mirror cableが使える


    専用ケーブルでPCと接続したAndroid機をリモート操作できる Android mirror cable だが、何かと相性問題が発生する。
    動作する機種でもandroidOSのアップデートしたら動かなくなる。。。とかな。

    駄菓子菓子、これが使えると、何かと心地よいぞ。

    ・PC側で任意サイズでandroid機の画面表示(任意方向に即座回転)
    ・マウス左ボタンでのポイント、スワイプ操作
    ・マウスセンターダイアルでの画面スクロール
    ・PC側アプリでのAndroid機ファイル操作(exploreとの間でD&D可能)
    ・Android機の画面キャプチャ
    ・PCからキー入力(日本語OK)
    ・電源・ホーム・戻る・メニュー・ボリュームのボタン操作

    表示は60fps弱。
    SmartWatch等画面操作が面倒な機種には、もってこいのデバイスだ。。
    これが、Android mirror cable側のファーム更新でIK8で使えるようになったぞ。(ver 14.01.0529)

    PC側アプリ/メニューバーの[A]ボタンを押せば、日本語対応のキー入力ができる。

    メニューバーの[ファイルマーク]のボタンで、ファイル操作。
    エクスプローラとの間でD&Dでファイル転送ができる。
    日常操作はしょうがないが、せめてIK8のメンテナンス時は、コレを使って快適操作しろし。

    2014年7月29日火曜日

    Nexus5 : recover後、SDがマウントされない事例の対応

    Android L 導入後、TWRPでBackupしたAndroid LをRestoreすると、なぜかSDがマウントされない。
    その状態で、同様に4.4以前のBackupをRestoreすると、SDはマウントされるのにな。

    で、対応法だ。
    早い話、1回データ領域をフォーマットすればおk。

    SD(内部SD)を生かしたいヤシは、4.4以前のバージョンをRestoreして、手動で外部SD,LAN経由PCにコピーしとけ。(Nexusシリーズは表向きUSB-OTGを殺してるから、Stick Mount をストアから入れろし。)

    以降、TWRPでの操作だ
    ①スマホ対応SDカードリーダーやUSB-OTGホストケーブル経由でSDをNexus5/MicroUSBに接続
    ②[Mount]で□USB-OTGにチェック
    ③[Advanced][File Manager]で/sdcard/TWRPの中に入り[Select]
    ④[Copy Folder]を選ぶ
    ⑤/USB-OTGに入り[Select]

    …で、USB接続のSDにバックアップファイルをコピーするのだが、4.4以前の環境で動いているなら、ここまではTWRPを使わなくてもイイ。

    ⑥[wipe][Format Data]から"yes"入力。データがすべて消えるぞ。
    ⑦[Mount]で□USB-OTGにチェック
    ⑧[Advanced][File Manager]で/USB-OTG/TWRPの中に入り[Select]
    ④[Copy Folder]を選ぶ
    ⑤/sdcardに入り[Select]

    あとは、通常のRestore作業だ。

    がんば。

    2014年7月27日日曜日

    SmartQ Zwatch : 残念、iKeyは使えず。


     AKIBA PCでも紹介されていたiKeyだが、3.5mmオーディオジャックを使って、ハードボタンを追加するというアイディア賞のブツだ。


    ホームボタン、電源ボタンが割り当てられ、他にもカメラ起動や任意アプリのショートカット割り当てもできる。(現時点のソフトウェアでは、バック/メニューボタンの割り当てはできない)
    ボタンの少ないZWatchには朗報か?? …と、購入してみたが、…だめぽ。
    DroidPhoneMenuから設定できる「セキュリティ-デバイスアドミニストレータ」でiKey用アプリに管理者権限を設定しようとしても、反映されない。
    /system/etcの下にあるパーミッションのXMLも書き換えてみたが、ファーム上の問題らしく、設定変更程度では無理らしい。。。(下の画像な)



    ま、ネタとしても使えるので、スマホに付けとくわ。
    IKWEAR IK8には、、、、3.5mmジャック無いし orz