2015年4月21日火曜日

ZenFone2がやってきた(2)→文鎮→復活

まぁ、ZenFone2でAsphalt8を一時間ほどプレイした印象なんだが、、、

加速度センサが致命的に鈍い
 ゲインが無い所、無理やり増幅して使ってるだろ的な挙動をしている。
 アクションで傾けて操作するタイプのゲームは、やりたくないね。

・方位センサはまとも

・GPSは超優秀
 ロストした状態で、室内窓際で再補足したとき、Nexus5では15秒程度かかったが、ZenFone2では3秒程度で捕捉できた。
 左がNexus5、右がZenFone2だ。捕捉している衛星の数を見てくれ。



・通常設定でのバッテリーの持ちは普通レベル。アクションゲーム等のCPUパワー消費時は、逆に持ちがいいんだが。
 ASUS謹製アプリに「超省電力設定」なるものがあるので、機会を見て試してみるよ

買う以前に判っている事だが、NFCとQiが搭載されていないのもさみしい所だ。

…とか、悠長なこと言ってられないぞ!!
本日、購入3日目にして、文鎮化
…っつーか、非ROOT機で文鎮化って、なんなんだよ~。ありえん。
自動でシステムアップデートかかった後、省電力やらZenFone2固有の設定をいじってて、リブートしたらブラックアウトだ。

*ボリュームボタンは正常に操作できる。押すとBEEP音が大小変化するし。

*バックライトは点灯していて、電源ボタンの操作に連動する。

*PCからのADB shell コマンドは動作する、、がNoRoot。

*USB接続でPC LINKが動作し、スクリーンショットの撮影結果は黒画面イメージ保存。

*ボリュームアップ+電源ボタンで、一般的なAndroidのfastbootモード画面が表示される。

StockROMが公開されているなり、adb rootが有効なら、出来ることもあるが、NoRootじゃ何も出来ない。

只今絶賛サポート待ちだ。がんがれアサス。がんがれ、おっちゃんの3万円。

2015/4/21

ASUSサポートの返事は「並行輸入品のサポートは、やんねーよ」との事だ。
さて、ショップ保障で交換かぁ?
メーカーの不具合を自腹で保障するってのもかわいそうだねぇ>ショップ

で、腹をくくって悪あがきだ。
ねたはココ。ファクトリーリセット出来れば、何とかなるかと。⇒なりますた
初期状態に戻ったが、ブートはOKだ。よかったな>ショップ

ま、このリンク見れば分かると思うが、注意点。

流れは、リカバリーモードに入り、失敗させる⇒キー操作で隠しメニューへ⇒ファクトリーリセット&キャッシュクリア⇒リブート⇒復活。

で、注意点
・リカバリーモードの入り方は、電源オフから「VolumeUP + Power」両押しで、バイブが震えたら「Power」だけを放せと。

・リカバリー失敗画面から隠しメニューの入り方は「VolumeUP + Power」両押し⇒「VolumeUP + Power」両放し「Power」を押しながら、「VolumeUp」ちょん押し。長押ししてると電源が切れるぞ。タイミングがシビアなんで、5~6回繰り返しとけば隠しメニューが出るんじゃね?

周辺の記事を漁ってたら収穫があった。

・rootROMがあるらしい。root化最中にbootloopにはまる場合があり、今回のファクトリーリセットは、その解消方法の手順だった。

・root化するには pre-rootのROMを事前に焼くらしい。その後にroot化する。

時間が無くて、ちゃんと読んでないけど、多分イケるでしょ。今週末には試してみるよ。

stockROMもここにあったし、fastboot ROM焼きもできるし、 adb sideload ROM焼きもあった。
↑これで安心できるスキル持ってるヤシは買ってOKじゃね?>ZenFone2

2015/4/25

21日に紹介したPre-rootのROM、ダウンローダーからファイルが取り消されてるねぇ。
21日にダウンロードしておいたから、fastbootで焼こうとするが、ロードエラーが出る。
無理せず次回作を待てし。

2015/5/18

急激にアクセス数が増えてるので、注意だ。
zenfone2のfastboot,recovery,factoryReset,root化に関しては操作方法、ROMの入手先等時系列で  の順に読んでから着手しろし。まとめサイトじゃないんで、書いた時点の情報しか書かれてないから、気をつけてくれ。
2015/5/18時点で2.15.40.13が公式・root化rom共に最新バージョンだ。

あえて言うが自己責任でやってくれ。

DalvikキャッシュがARTに変わった為、systemフォルダにちょいとした良くない修正を入れた後にキャッシュ不整合が原因(?)でboot画面のまま進まない現象が出る事がある…が、「fastboot flash system system.img」だけで回復する。

Zenfone2の小ネタはこちらに → Zefone2不具合・アプリ動作不可・TIPS報告
Zenfone2の小ネタはこちらに→Zefone2不具合・アプリ動作不可・TIPS報告

2015年4月19日日曜日

ZenFone2がやってきた(1)

このブログなんだが、「ググりゃ日本語サイトでごそごそ出てくる話題は書かない」のがポリシーなんだ。
おっちゃんと近い、マイナーな琴線に触れた同士にささやかな情報を提供するのが目的なんだよ。

その視点でAndroidを見てみると、SmartWatch(AndroidWear)以降ネタが無い。
全然オモシロくない日常を過ごしていたらZenFone2(ZE550ML)だ。
メジャーねたに近いが、普及前の状態だから好しとしよう。

コイツはオモシロいよ。

まずは、Intel Inside、、インテル入ってるだ。

薄めの目立たないインテルのロゴがいいね。
これがPCだったら、派手なロゴシールが貼っているところだ。
Windows PCでも馴染み深いAtomを採用している。

そして、ASUSTek。あえてアサスと呼ぼう。
25年前、最初に自作PCを組んだ時に使ったマザーボードのメーカーだ。安心のブランドだね。

さらに、Android5.0は64Bitをサポートしたバージョンなんだよ。

Atom,Asus,64Bitと、スマホにとっちゃ新しいキーワードてんこもりの端末、完全に衝動買いだ。
まだ、情報が少ないから、購入を考えている人にインプレッション提供って事で。

・そこそこのベンチマーク結果


価格を考えりゃ、かなりいい結果だね。ちな、海外購入で2万円~、国内ショップで3万円~ぐらいで買えるんじゃね?

・デュアルSIMは国内では無意味
バッテリーでかっ!フラッシュLEDが2個ついてるが黄色っぽいヤシはなんだ??IRなら盗撮マシンだぞ。未確認。

SIM2のスロットに入れられるのは、2GSIM、、、つまりGSMなんで国内使用では無意味になるわけだ。ただしSIM1では、前の記事に書いたとおりLTE SIM だけではなく 3GSIMを認識してくれる。

・root化は、しばらく経ってからか?

だって、ネイティブがx86だろ?suコマンドのバイナリコードやら、BusyBoxが、既存のものを流用出来ないハズなんで、誰かが専用のヤシを作ってくれるだろう。当分、root必須のアプリは無理な。

・atom64bit版のAndroid5.0はARM版とまずまずの互換性

MIPS版Androidは3Dグラフィック等ネイティブのライブラリの互換性に苦しんだが、コイツはまし。
Asphalt8が動いたから満足したし。

・ASUS謹製アプリの出来がイイ

記事を書くにも、root不可なんでスクリーンショットが撮れない。NoRootのスクリーンショットアプリがことごとくNGなんだが、ASUS謹製アプリが助けになった

http://pclink.asus.com からPC側ソフトをインストールすれば、PCからスマホをリモート操作できる。もちろんキャプチャもできるし。Android リンクケーブルをワイヤレスでやってるわけだ

標準ホームアプリもいい感じ。アプリランチャーから虫眼鏡アイコンをタップするとアプリの絞込み検索が出来る。何気に使いやすいじゃん。

"AS"の2文字を入れたら、"AS"を含む名前のショートカットが抽出される。
片手では操作しづらい5.5インチだが、片手モードの操作ができる
通知バーの時計表示をタップするとトグルパネルが出てきて、そこで片手モードが選べる


他にも気になってる事はあるが、次回な。今からAsphalt8やんなくちゃ。
例えば、「光学3倍ズームだっけ?ちゃんとカメラアプリで有効になってんの?」とか「だから、黄色っぽいLEDはなんなんだよ?」とかね。

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ZenFone2で3G SIMが使えるぞ(黒耳付属)

久々のAndroid の話題だ。(ぉぃ)

3Gながら、いくら使っても速度制限を受けた事がないdocomoMVNO、WILLCOM黒耳付属のSIMであるが、このSIMの為にプランの変更が出来ない。

禿バンク傘下に入る前のプランで、PHSでのデータ通信パケ代無料&Fomaパケ上限5000円完全従量制。・・・こんなプランじゃ会社更生法適用も、さもありなん。
しかし、利用者が極端に少ないためか、速度制限をくらった事がない
新規契約は無理だが、契約条件を変更しない限り、今後も使えるオイシイSIMだ。

ハイブリッドAdEs付属の最速PHSデーター通信WSIMとDocomoMVNOSIM
通常サイズSIMなので<SIMカット済

モバイルルータで運用していたが、このルータ、動作しながら充電出来ないのだ。

それならばと格安SIMフリー機。新品7000円で購入した中華phone JB4.2、NewMan NM360 こいつが寿命を迎えた。
Micro USB端子が接触不良になってしまった。
バッテリーは外部チャージャーで充電できるので、サブ機から予備機に格下げだ。


で、本題だ。なんと、ZenFone2で、SIMカットした3GSIMが使えたぞ。
MVNO SIMでアンテナピクトが表示されないという問題は相変わらずだが、バッテリー駄々漏れのセルスタンバイ問題は発生していない。

Nexus4,Nexus5と、両方とも3GSIMが認識されず、LTE機での3GSIM運用は諦めていたが、個人的に朗報だ。
通常はNexus5側ServerManSIM(月500円)、通信速度等問題が出たときはZenFone2側Willcom/DocomoMVNO SIM(月0~5000円)
どっちもテザリングできるから、相互回線利用でウマウマなのだ。

Asphalt8をプレイする時、対戦モードだとWifi必須なので、5000円従量の回線を使ってたんだが、ZenFone2でプレイすればServerManでプレイできる。通信費の節約、できるかな??

2015年4月11日土曜日

モバイルバッテリーから12V 10Wを絞り出せ

前回紹介した、12V給電USBケーブルだが、入力5V 4.24W  変換効率87% 出力12V 3.68Wと、目的のLED32灯12V7Wをドライブするには半分の電力しか供給できなかった。
入力で言うと5V 0.8Aしか出せなかったモノを5V 2A(変換効率85% 12V 0.83A 7W)を絞り出そうっつーこった。

で、使うDC-DCコンバーターの条件は
・ワット数が高いので、発熱や安定性を考えて、信頼性の高いモジュール型のモノを使う。
・安全性を考えて中韓製は避ける。

候補は、TDK-LambdaのCC10-0512SFとCOSELのSUSC10-0512C。どちらも2500円程度。
詳細は型番と"SPEC"でグぐれし。
中韓製を使えば普通のユニット型で3分の1の価格で買えると思うが、就寝中や無人の場所では使いたくない。爆発したり燃えちゃったり ( --;;;

ユニバーサル基盤に実装するんだが、今回の加工で一番気を使うのはMINI-USBメス端子。
ユニバーサル基盤にはMINI-USBメスのフットプリントが無いし、もちろん素人作業なので表面実装用の端子も論外だぞ。
一般的なMINI-USBメス端子を加工して使う。


USBミニのシャーシ固定は貫通させた方がいいんだが、ガラス樹脂基盤の穴あけもめんどくさい。直角に折り曲げ、ユニバーサルの空きパターンにハンダ付した。
②シャーシの後尾部分が配線とショートするので45度、「ハ」の字に曲げる。曲げた部分をユニバーサルの空きパターンにハンダ付け。
③使用する配線は電源のみなので5本中2本。上3本下2本の上3本側の両端のみ。
下2本と上3本中センターの1本はラジオペンチで千切れし。残すとショートするぞ。
残った配線2本をパターンに合わせて「ハ」の字に広げる。

基盤裏面の配線は、SPECでググった時に入手できるデータシートみてガンガレ。
結構電流が流れるから、裏面配線は0.3mm銅針金がイイんじゃね?
ダイソーで100円だ。
あと、12V,5V(USB)のケーブル長だが、可能な限りUSB側を短くしろし。ケーブルの内部抵抗で、電圧降下しまくりだ。50%損失とかありうるぞ。

無接続の電圧は5.13Vだった。

前回作成のヤシ。2A口につないでも1A出ない。

SUSC10-0512C。2A出ますた。
変換効率85%で 12V 8.15W

CC10-0512SF。変換効率84% 12V  8.50W
ケースは今回も手抜き。なんとビニール製パスケースだ。


5V 2Aを消費している状態で、数時間後、モジュール表面 45度程度の発熱。連続使用、全然オッケー。
平時は100VAC-USBアダプタにつなげて、自室の補助照明として常灯。非常時は15000mWモバイルバッテリーに接続し、7.5時間連続使用のメイン照明だね。


2015年4月9日木曜日

ArecX6 + momo7w 宅外視聴最強

以前紹介したArecX6宅外視聴環境だが、クライアントがダメダメだ。
ICS~JB4.2では3~7fpsがいいところ。JB4.3+対応のアプリは出る気配ナシ。FlashPlayerとの兼ね合いで無理クサい。
視聴端末をwindowsに替えりゃ解決するが、windowsタブレットは高い・・・
ってな所でmomo7wだ。秋葉原なら東映無線、Netなら赤札天国で買えるぞ。

8980円の中華版windows8.1
16Gのメインストレージは日本語化+Office+Chrome+Chrome拡張で残1G。
実用性は限りなく0に近いが割り切れ!

前回紹介したVPN環境を使えば、3G回線で全画面20FPS程度で再生出来るぞ。
willcom黒耳付属のDocomoMVNO 3GSIMにてテザリングで確認したが、DTIのServerMan(LTE SIM)では安定した接続が出来なかった。目安はYouTube視聴。これができればトラフィック的には問題なし。

取りあえずキモな。
・momo7wのwifi接続が限定接続になるなら、以前Miix2の時に紹介したレジストリ設定な!

・[コントロールパネル][ネットワークと共有センター]から「新しい接続またはネットワークのセットアップ」をクリックし、「職場に接続します」を選び、VPNクライアント接続を作る。


この時、セキュリティタブでPPTPの暗号化オプションや認証方法を自宅VPN(PPTP)サーバと合わせる事。おっちゃんの環境では認証にMS-CHAPを使うと接続出来なかったので、CHAP/PAPにサーバ、クライアント共に変更したよ。


宅内LANでの視聴と殆ど変わらない再生品質には驚いたね。

敢えて言おう。時代は全録ロケフリ
見たい場所で見たい時に見たい番組を見ろし。

2015年4月7日火曜日

XM-L U2 vs XP-L V5

以前ここで紹介したが、モバイルバッテリーにハマる→18650にハマる→LEDフラッシュライトにハマる…という悪の連鎖から逃れられず、海外通販まで手を伸ばしてしまったぞ。

経緯は、
・Cree XM-L T6バルブの明るさに感動→UltraFire UF-H6購入
 (国内流通量の多さ、質の高さからUltraFireをトップブランドと、痛い勘違いをする)

・XM-L U2発見!T6より明るい事に衝撃を受ける→スタンダード機WF-501B購入
 CREEの型番2~3文字目(XM-L U2)はLEDの基盤サイズとダイサイズを示すんだよな。
 で、型番4~5文字目(XM-L U2)はグレード。アルファベッド、数字が大きい方が明るい。
 このタイミングで自転車族や海釣り族の一部にLEDライトディープマニアが存在することを知る。

 爆光を求め、回路の自作どころか、旋盤まで買ってLEDライトボディーまで作るという強者だ。
 恐ろしすぎるからURLは教えないけどね。

 で、ニワカマニアのおっちゃんは、P60ドロップインモジュールという共通規格のLEDバルブを使ったLEDライトなら、グレードアップが簡単で、本体ごと買い替える必要がない…事を知るわけだ。

・XM-L U2より明るいP60ドロップインを探す→海外サイトでXP-L V5を見つける。
 マジかい?1200LM…買った!!1000円程度だ。安い!!
 が、送料無料の為か、購入手続き後1カ月して、やっと届いたとさ>船便かよ

で、比較だ。
左がXP-L V5。UltraFireとしか書いていない。

基盤にはXP-L V5, XM-L U2 共にUltraFiraの刻印がある。

XP-L V5 の方が、LEDが乗ってる基盤(ベース)サイズが小さいのがわかる。

左はXM-L T6を使った UF-H6右はズームでの’抜け’には定評があるXG-R Q5ズームライト。
UF-H6はP60DropInではないので比較にならないが、参考に。
反射板が小さいためか、中央のスポット部分の明るさは、下二枚より劣る。

左はXM-L U2。写真は自動露出なので、明るさの差が分かりづらい。
右のXG-R Q5の明るさは3毎とも同じなので、相対的に比較してくれ。

左はXP-L V5。XG-R Q5の部分が上写真より心もち暗い気が…
冷静に判断するとXM-L U2 と XP-L V5 の明るさに違いは殆ど無い。
ひいき目で見て、 XP-L V5 の方が10%程度明るいと感じているが、実用上の差は無い。
XM-L U2を使っている場合、XP-L V5に乗せ換えても満足感は感じないぞ。

ま、自己満足感は有ったと言い張り、良しとしよう。…クソッ!

2015年1月22日木曜日

Androidのブラウザを高速化する(外部プロクシ)

まー、きっかけは、ウザいバナー抑止だったんだが。

Webのフィルタリングの為に、自宅PCにPROXYサーバーを立てる事にした。
せっかくなんで、フィルタリングだけではなく、他の弱点も補強しよう。
Android側の設定は前回の記事を読めし。

今回補強するのは、フィルタリング、キャッシュ、プリフェッチだ。

フィルタリングには、Proxomitronを使う。日本語パッチが当たったバージョンが公開されている。
コイツ、最強。
URLフィルタなんて序の口。さまざまな不要なスクリプトも消して、改ざんされたWebページを見せてくれる。改ざんされすぎて、まともに表示されないページも出てくるが、一つ毎、フィルタを外し、ページの見え具合を調節しろし。
ま、最悪の場合、バイパスリストにURLを追加すりゃいい。
詳細は、十年以上前から、色んな人が解説してる。グぐれし。

キャッシュはBlackJumboかSquidあたりかな。
Androidのブラウザは劣化の少ない大容量ストレージを無いため、大きなキャッシュが取れない。
一度読み込んだWebページを2回目以降、1回目の読み込み結果を再利用する機能だ。
自宅プロクシにキャッシュを持たせると、Android側の通信量は変わらないが、応答速度が早くなる。

プリフェッチはPROXY伝説ぐらいかな。コイツはキャッシュもあるけど、設定がブラックボックスすぎ。長時間動作安定性も不安なんで、おっちゃんはWebBoosterNinjaなる13年前の市販ソフトを使っている。
しかし、、プリフェッチって、モラル的にダメな技術だよな。。。。。。

さて、ここまでは割と当たり前の話。

WebはHTTPとHTTPSの両方のプロトコルで構成されてるが、Windowsのブラウザなら、それぞれ別のプロクシを設定できる。用意したプロクシがHTTPSを処理できないのなら、HTTPのみプロクシ設定すりゃいい。…が、Androidは両方同じポートで処理しなくてはいけない。
少なくとも、ProxyDroidを使う場合は同ポートだ。

HTTPSはProxomitronでフィルタリングしてしまうと、ブラウザ側でエラーが発生してしまう。
Proxomitronの[CONFIG]-[HTTP]画面で「Use SSL…」のチェックを外せば、HTTPSをフィルタリングせず、スルーしてくれるのだが、それは上位のプロクシに渡される。
上位プロクシがHTTPSを処理できなければ、ここで拒否され、エラーになる。

多段串構成では、トラフィックを減らすためProxomitronは最上位に配置したい。
フィルタリングされる前のHTMLを元にプリフェッチが動くと、無駄なトラフィックが増える事となる。
又、キャツシュの下位にプリフェッチがあると、不用な確率が高いプリフェッチでキャツシュが消費される事となる。
つまり、上段(インターネット)側からフィルタリング、プリフェッチ、キャッシュの順に配置することになり、Androidと接続される最下段のプロクシはsquid(キャッシュ)になるわけだ。

都合がいい事に、squidは上位プロクシを指定していても、上位プロクシ経由で接続出来ない場合、直接接続しデータを取得する。
squidの設定の注意点
squidはVer2.7のSSL対応版の方をダウンロードしろし。

squid.confは、

・http_port,https_portは、同じ値で、プロクシとして公開するものを設定する。

・上位プロクシのポートはcache_peerに設定
 ex. 
cache_peer 127.0.0.1        parent 8081  0  no-query default
※IPC(プロクシ間問い合わせポート)はないので0番"no-query"

・never_direct allow all は設定しない。SSL(HTTPS)をsquid自身に取得させる為

・Access deny のエラーが出るならhttp_access deny allをhttp_access allow allに変えろし。

・Android版Chromeの設定で「データ使用量を節約」をOnにしているとProxyが無効になる。

プロクシを通すので、もっさりとした表示になるが、極端に遅いページが無くなるぞ。

2015/1/25

Proxomitronの設定変更だが、敷居が高いようなので、ポイントだけ書いておくぞ。

・標準で設定されているフィルターは誤爆するぞ
 default.cfgにフィルターが記述されてるが、”Match = "<start>"”が記載されたフィルターは誤爆するので、すべてFalseに設定するか、default.cfgから削除しろし。
 あまりにも乱暴な書き換えしてるから、Web表示が壊れまくる。

・Proxomitronの調整をするときは、多段串はやめろし。Proxomitronのみを使い、串サーバのWebブラウザとリモート接続のAndroid両方で見栄え確認だ。

・Proxomitronの調整をするときは、ProxomitronのGUIで操作するとフリーズすることが多々ある。
 外部エディタでdefault.cfgを直接編集し、設定反映/保存のボタンを押して設定変更しろし。

・外部エディタの代わりにWinMergeを使うと便利。バックアップのdefault.cfgと動作環境のdefault.cfgを比較しながら編集できる。

・フィルタの記載中に日本語は入れられない。UTF8とSJISそれぞれにエンコードした文字で日本語を書く。"proxomitron 日本語フィルタ"でググれば、それらしいアプリが見つかるが少なくてもWindows8.1環境では不具合がある。だまして使えば何とかなるが。

オッチャン設定中のdefault.cfgのフィルター部分だ。先頭6個はオリジナルで、まとめサイトのアフィリエイト広告対策。



で、コイツがブロックリスト。URL Killfile.txtの一部だ。上のフィルタでも使用している。




2015年1月21日水曜日

(最終版)広告ポップアップ抑止、効かないじゃん on Android

FiltterProxyは、安定性や確実性が低いんだよな。
だが、広告抑止の決定版は、意外と簡単だ。アプリを使わなくても、
/system/etc/hosts の書き替えをすればいい。
こんな感じだ。

root化されている端末なら、これで、完璧に広告を抑止できる。…が、問題もある。

・root化されていないとhostsを変更出来ない。
・ブロックするURLの調査が面倒。

ブロックするURLは、ブラウザ上で長押しして取得できるアドレスではなく、広告表示の為のスクリプトのアドレスだ。
HTML Page Source Viewer

ブラウザからこんなアプリにHTMLソースを共有して、広告スクリプトのURLを探し出さなくてはいけない。

無理ではないが、面倒だよな。

新しい広告が見つかるたびに、HOSTSに追加するのも手間がかかる。第一、非ROOT端末じゃこの方法は使えんぞ。



そこで、決定版第二弾(ぉぃ)が外部プロクシサーバでのフィルタリングだ。
自宅サーバにフィルタリング設定ができるプロクシサーバを立てて、Androidから串経由でWebを見ればいい。

次回の記事で、プロクシを紹介するが、その前にAndroidからPROXY経由でWebにアクセスする環境を整えろし。

以前の記事で紹介したProxyDroidは秀逸だ。
2015/1/25 (※すまぬ。 proxyDroid自体、root化が必要だった。非root化端末でProxy設定する方法はあるのだが、グローバルプロクシになるので、使いでが悪い→APNの設定でProxy指定したり、DroidPhoneMenuで見れるWiFi設定でProxy指定する方法など)

・Individualプロクシに設定すれば、特定アプリだけプロクシ経由に設定できる。
 ChromeとChromeBetaの両方をインストールして、片側だけプロクシ経由にすれば、プロクシの切り替えもする必要がない。

・自宅サーバのプロクシを自宅WiFiから使うとローカルアドレスになるが、宅外からだとDDNSで公開しているグローバルアドレスになる。
 ProxyDroidは、バインドする接続毎に定義を切り替えられるから、宅内SSID(WiFi)ではローカルアドレス、その他ではDDNSのURLを使う、2つの定義を設定すればいい。
 AutoConnectにしとけば、宅内・宅外でのプロクシの切り替えは自動になる。
 (ただし、VPNはバインドできないから手動になる。)

ま、プロクシサーバ以前に、自宅PCをインターネットに公開するために、VPNを設定したり、ポート解放したり、DDNSを使ったりする方法は、Google先生に聞けし。

2014年12月30日火曜日

USB12V給電ケーブル作成

ついつい買ってしまうのがモバイルバッテリー
あきばお~では、18650/2600mAhが4本入っているとしか思えない10400mAhのモバイルバッテリーが2200円で売られている。18650/2600mAhが1本550円だと??ほんと、価格破壊だね。

買いすぎて、肥やしにもならないモバイルバッテリー。。これを正当化しないと嫁に○ろされるし。
で、停電、災害対策用の非常照明だ。
最近はLED15灯5V500mA程度のモバイルバッテリーに直接USB接続できる、高輝度LEDライトもあるが、下の写真はもっと強力だ。
LED32灯12V 7Wのシロモノ。白熱電球でいうと60Wクラスだね。5V換算で1.4A...最近のモバイルバッテリーなら2A出力もできるから問題なし。2000mAhのモバイルバッテリーで1時間使用できた。


しかし、ここで問題になるのが5V→12V変換だ。下の写真のブツは秋月電子販売の電源モジュール
通販でも扱っていて800円で購入できる。
4~30VのDC入力を4~30Vで出力できる。昇圧型だから入力以下の電圧は出せないぞ。
半キットだが、半田付けするのはコンデンサ✖2、端子✖2、ボリュームだけ。コンデンサの極性さえ間違えなければ、中学技科程度のスキルで問題なく作れるぞ。

このキットのいい所は30Vまで出せること。ビデオカメラ等のDC入力にも使えるんじゃね?
ワット数は書かれてないが、残念ながら、実測で4.25Wしか出てなかった。
7WのLEDが生かしきれてないが、それでも40W白熱球程度には明るい。


必要なもの。
・本キット
・テスター
・半田/ハンダごて
・太目のUSBケーブル
あった方がいいもの
・グルーミングガン(ホットボンド)
・捨てる予定のACアダプタ
注意点
・USBケーブルを首ちょんぱして、4本の線のうち電源線だけを使う。たいてい赤と黒の線だ。
 確認のため、USB ACアダプタに繋げて、テスターではかれし。
・テスターは必須な。通販で500円で買えるヤシでいい。
・基盤むき出しで使うのは危険。本格的に、プラ、金工してもいいが、多分ケースのほうがキットより高くなるぞ。
 絶縁用にビニールテープでぐるぐる巻きにしてもいいが、オヌヌメはグルーミングガン。ダイソーで300円で買えし。
・出力電圧はテスターで計りながらボリューム調整。出力用ケーブルはおまかせ。おっちゃんは、不要ACアダプタを首ちょんぱ。


ちな、屋内用電子機器を無理やり屋外設置するとき、電子機器内部の基盤表面や半田付け箇所をホットボンドで固めると、防水耐久性がかなり上がるぞ。保証はしないが。

ArecX6を外出先からAndroidで使うとVNCが安定する件(3)

ARecX6の宅外視聴に関してネットワークの設定は完了したが、問題はクライアントの準備だ。
DualCore以上のICS~JB4.2という条件はWiFi環境なら難しくないが、3G,LTE接続では条件が厳しいかもな。
WiFi環境でのトラフィックを見ると平均レートは高くないが、ピークは200Kbpsは欲しい。
ピークに余裕のない3GやMVNOのLTEは、再生フレームレートが下がると思ってくれ。
現実問題として、テザリングやモバイルルーターとの組み合わせ運用が妥当だ。

…ときた所で、やっとVNCだ。
VNCっていうのはマルチプラットホームのリモートデスクトップなんだが、画像圧縮部分の実装がまちまちな為か、特定のサーバ、クライアント間では超不安定なんだ。
で、せっかくVPN接続できる訳じゃん、、複数の宅内PCを外部からVNC接続するには台数分ポート開放しなくちゃいけないんだが、VPNならばLocal接続と同じだから、ポート開放しなくても外出先Androidから宅内全PCにIPだけで繋がるわけよ。
は、便利。…ここまでVNCのVPN接続の話。
VNCって言えば

これだ。
Android機で動作するVNCサーバだが、かなりの相性問題が発生する。
PC側のクライアントから接続すると、Android機によって、動いたり動かなかったり。。
ここで、思い出した。
「そおいや、VNCって、クライアントアプリがなくてもJAVAアプレットで動くよな!」
そう、ブラウザさえあれば動くはず。
通常、VNCポートは5900、Web版ポートは5800に設定するので、PCのchromeからAndroidのIP192.168.1.x:5800
に繋いでみる。。「接続するIPとポートが違う」とメッセージ…あ‘‘?誰が出してんだよ、このJAVAっぽいダイアログ
( -- #
試しに5900を入れてみると繋がりましたとさ。JAVAは偉大だ。

つまり、なんのことはない、、「VPN環境を整える一貫でVNCをイジってたら、たまたまAndroidVNCサーバを思いだし、何気なくWeb接続でAndroidに繋いだら、クライアント接続の不安定さからは想像できないほど安定して繋がった」
ってことだ。
ARecX6もVPNも無関係な話だったとさ。つりだ。

2014年12月23日火曜日

ArecX6を外出先からAndroidで使うとVNCが安定する件(2)

なかなかVNCの話が出て来ない、吊り臭い記事であるが、今回もVNCの話まで行かないぞ。

前回紹介した手順の上、android側にVPNクライアントの設定(ユーザー、パスワード、URLを設定。圧縮は無し)を行えば、宅外からVPN接続出来るんだが、問題はVPNサーバのURLだ。
グローバルIPは変更される為、無料DDNS+DICE(windowsアプリ)を使う。
DICEのインストールは、ここらへんを見ろし。無料DDNSはCyberGateあたりでいいんじゃね?
IPが変われば、DDNSサイトに自動ログインし設定変更してくれる。windows7で動くぞ。
しかし、DICEの為にPCを常時ONにするのがイヤなヤシも居るだろ?
そんなヤシは、ルーターに追加設定だ。
最近のBUFFALOのルーターには、DDNS連携機能がある。但し、無料で使えるDDNSはdynDNSのみ。
しかもdynDNSに有料登録して、クレジットカードで0円払って、14日後、トライアルが切れたタイミングでアップグレードされる契約をキャンセルする…という手続きがいる。こちらを参考にしろし。

有料登録で課金0円ってことだ。イヤなヤシは諦めろ。
無線ルーターでDDNS連携させるには、前回紹介した2重ルーター構成ではダメ。
ハード的な結線は変わらないが、WAN側を別セグメントのLAN(DMZ(192.168.0.1系))ではなくPPPoEパススルー接続にしなくてはいけない。
当然、設定後に192,168.0.1系(光ルーターの設定画面等)にアクセスするには、PPPoEパススルーの設定を元に戻すか、光ルーターとPCを直結する必要がある。

PPPoEブリッジ(パススルー)の設定手順は、
①光ルーターのPPPoE設定を無線ルーターに移す。もち、無線ルーター側で常時接続。

②光ルーターのPPPoE自動設続を手動接続に変更し切断する。

③光ルーターのPPPoEブリッジを有効にする。

④光ルーターのポート解放を止てもいいが、どうせ無効になるから、ほっとけし。

⑤無線ルーターのWAN側IP設定(WHR-300HPではIPアドレス取得方法)をPPPoEから取得に変更。

⑥無線ルーターのWAN側ディフォルトゲートウェイはブランク。DNSは8.8.8.8

⑦無線ルーターDDNS設定を行う。dynDNSの設定値な。

後は、前回書いた通りで良い。
この設定で、宅内LANはPCオフでも宅外からARecX6にVPN接続出来るぞ。
PPPoEブリッジなら、宅内LANでARecX6だけ電源を入れりゃ、宅外からVPN接続ができる。

体感的には2重ルーターよりPPPoEブリッジ(パススルー)の方が早い気がするぞ。

VNCは…ん~、、次回。